2021年4月6日火曜日

イエス様の ふっかつ(日曜日のお話の要約)

 復活祭(2021年4月4日)/ルカによる福音書24章6節

 みなさん、イースターおめでとうございます。イースターは「復活祭」と言って、一度死んだイエス様が蘇った日です。イエス様のお誕生を祝うクリスマスと同じくらい大切です。


 イエス様は人を幸せにするために神様の国からやって来た神様の御子です。病気を治したり、水の上を歩いたり、一人分のお弁当で5000人の人をお腹いっぱいにしてあげたり、すごい力を持っていました。でも30歳になるまで、その力は使いませんでした。

 どうしてかは聖書には書いてないけど、先生が考えるのは、神様の力でなんでもするのは違う、と考えたからじゃないかな。普通の人間がどんな時に嬉しかったり悲しかったりするか、イエス様はご自分で知りたかったのだと思います。

 イエス様を育ててくれたお父さんのヨセフさんは早く死んでしまったので、イエス様はお母さんのマリアさんを助けながら働きました。そして、人間が一番悲しいのは「大好きな人が先に死んでしまうこと」だ、と知ったのでしょう。


 30歳になって、いよいよ神の子としてお仕事を始めたイエス様はおっしゃいました。「人間は病気や怪我や歳をとったりして必ず死ぬけれど、神様はみんなのことが大好きなので、天国に呼んでくださいます」。そして「神様の国があることを信じなさい」と伝えたのです。 

 イエス様は親切にお話ししてくれたので、神様が自分のことを愛してくださると信じる人がどんどん増えました。そしてみんな幸せな気持ちになりました。イエス様の周りには、イエス様からもっと教えてもらいたい人たちもやってきて、弟子ともどんどん増えました。

 ところが、心の汚い人たちはイエス様のお話が全然信じられません。嘘つきな人は、イエス様も嘘つきだと思ったのです。威張りんぼの人は、もしイエス様が有名になって偉い人になったら威張れなくなります。イエス様が邪魔だと思った人たちは、イエス様を罠にかけて逮捕して、死刑にしようと決めました。


 こんな悪い人たちは、そのままでは死んでも神様の国には入れません。神様から嫌われてしまうからです。イエス様はそれはかわいそうだと思いました。それで、その人たちの身代わりになって、ご自分が神様から見捨てられて死のう、と思われたのです。だから逃げないで逮捕されたのです。


 何にも知らない悪い人たちは、イエス様を捕まえて十字架にかけました。それは、手と足を釘で打ち付けて、死ぬまで放っておくという、ものすごく痛くて苦しい死刑です。悪い人の身代りなので、神様もイエス様を助けてはくれません。でもイエス様は「あの人たちを赦してあげてください」とお祈りしました。そして「すべて神様にお任せします」と言って、本当に死んでしまったのです。


 イエス様のお身体は十字架から降ろされ、お墓に入れられました。週報の表紙の絵を見てください。イエス様のお国のお墓は日本のお墓と違って、崖にあいたほらあなです。死んだ人の体を布に包んで、ほらあなの中に入れます。そして入り口に大きな石で蓋をします。イエス様のお身体も布に包まれ、お墓に入れられました。それは金曜日の夕方のことでした。


 イエス様の弟子たちは、悲しすぎて「神様の国があることを信じなさい」と言うイエス様のお言葉をすっかり忘れてしまいました。その上、自分たちも逮捕されるかもしれないと怖くなって、家の中に隠れました。弟子たちは金曜日、土曜日と泣きながら過ごして、やがて日曜日の朝になりました。


 男の弟子たちは家から動けませんでしたが、女の弟子たちはまだ夜が明ける前の暗い時にこっそりお墓に行ってみました。イエス様のお身体が十字架にかかったときの血とか汗とかで汚れたままだったら綺麗にしてあげようと思ったのです。

 でもお墓には大きな石で蓋がしてあるはずで、女の人だけでは動かせません。誰か手伝ってくれるかしら、と話しているうちにお墓に着きました。するとどうでしょう!蓋をしてあったはずの大きな石は転がしてあって、お墓の中が丸見えです。お墓の中は空っぽです。女の弟子たちがびっくりしていると、そこに天使が現れて言いました。「あの方は、ここにはおられない。復活なさったのだ」


 女の弟子たちはびっくり仰天。でも天使の言ったことは本当でした。イエス様は神様の力で復活したのです。神様はイエス様が悪い人でも大切にして、身代わりになってあげたことを喜ばれました。そしてイエス様を復活させてくださったのです。復活というのは、生き返ったという意味で、教会では蘇った、とも言います。復活したイエス様は弟子たちのところに帰ってきてくださったのです。


 イエス様の両手と足と脇腹には、十字架にかかったときの傷がついていました。弟子たちはその傷を見てイエス様のお言葉を信じられなかった自分たちがとても恥ずかしく、「ごめんなさい」の気持ちでいっぱいになりました。でもイエス様は「私が十字架で死んだのは、いい人も悪い人もみんなが神様の国を信じるために必要だったんだよ」と言われました。その時弟子たちは、イエス様が痛くて辛い思いをされたのは、自分たちのためだった、と知ったのです。


 イエス様はそれからしばらくの間、弟子たちと一緒にいて、天の国に帰って行かれましたが、「いつでもあなたたちを守っているよ」と約束してくださいました。弟子たちは「神様の国がある」という言葉を世界中の人に伝えようと決めました。


 これは2000年も前のお話です。弟子たちが伝えたイエス様の物語と「神様の国を信じよう」という言葉は世界中に広がりました。イエス様は、十字架にかかって死ぬのも我慢できるくらい、私たちを愛してくださいました。そして復活されました。これがイースターのお話なのです。



イースター礼拝では

こどもたちが大活躍してくれました

まず幼児洗礼を受けているK君の

アコライトで礼拝開始

キャンドルに届きにくいので

役員のFさんと一緒です


特別賛美は「こども聖歌隊」

学年の変わり目で忙しい中

保護者の皆様のご協力を得て

6人のメンバーが歌いました

お母様たちも3人、一緒に歌ってくださいました

本当に感謝です


バックバンドは

幼稚園のメンバーと牧師夫妻

先生達、入園式の翌日で疲れていたのに

ありがとうございます


この日は年度始めなので幼稚園と教会学校の

教師就任式も行われ、ほとんどの先生が

出席してくださいました


礼拝が終わるとエッグハンティングです

外はあいにくの雨

でも副園長のS先生が

室内で楽しく出来るよう

上手に誘導してくださいました


飯田教会の小さな礼拝堂が

密にならないよう

空気清浄機を入れ、窓を開け

席の間隔も離して

聖歌隊はフェイスシールドをつけました

今の時期、感染対策をしてしすぎることはないですね

でも来年のイースターは

シールド無しで歌えますように



K君と役員のFさんのアコライトから始まりました

Sさんの詩の朗読の後
まず
「なぜなぜイエス様」

お子さん二人と参加してくださった
Yさんのリコーダーがしっとり響きます



2曲目はガラッと変わって「十字架!わが力」
手話とともに楽しく力強く賛美

3曲目「両手いっぱいの愛」も手話を交えて賛美
2部に分かれてハーモニーを作ります


お楽しみのエッグハンティング(タマゴ探し)
どの大人が持っているのかな?

みんな無事探し当てました
S先生、司会ありがとうございます

タマゴの写真を撮り忘れてしまいましたので
代わりにクッキーの写真を
このクッキーは
聖歌隊のみんなへのご褒美として
I先生が焼いてくださいました

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