主の復活礼拝(白)(2023年4月9日)
コロサイの信徒への手紙3章1~3節 マタイによる福音書28章1~9節
みなさんイースターおめでとうございます。今日はイエス様が復活されたことをお祝いする日です。
イエス様はお金持ちでもないし、特別かっこいい人でもありませんでしたが、友達がいなくて寂しかった人に神様のお話をして仲良くなったこともありましたし、お医者さんが治せなかった病気を治したこともありました。そんなたちはイエス様は神様だと信じて、素直に「イエス様ありがとう」と言えました。
イエス様のお弟子さんと呼ばれる人たちもイエス様のことが大好きで、イエス様から神様のお話をしてもらうと心の中が温かくなって、自分も優しく正しい人になろうと思いました。
でも、祭司長やファリサイ人と呼ばれるイエス様の国の偉い人たちはそうではありませんでした。この人たちはであまり正しい人ではありませんでした。お金儲けが大好きだったり、「あなたは偉い人です」と言われるのが大好きだったり、間違っているとわかっていても反省できなかったりする人たちでした。
イエス様が「正しい心で神様を信じましょう」と言うと「そんなことできるか!」と腹を立てました。ついに「イエスがいると国の中が滅茶苦茶になって戦争が始まる」とまで言い出し、イエス様を逮捕して死刑にする計画を立てたのです。
イエス様はそんな恐ろしい計画を全部知っていました。神様だから、ちゃんとわかっていたのです。お弟子さんたちに「私は逮捕されて十字架につけられて殺されるが、3日目に蘇るから心配しないように」と何度もおっしゃいました。お弟子さんたちは悲しんで「そんなこと言わないでください」と、信じませんでした。
でもとうとうイエス様が言われたことが本当になってしまったのです。春の大きなお祭りの時です。イエス様が夜にオリーブ山というところでお祈りしていると、悪い人たちが兵隊を連れてきて、イエス様を逮捕したのです。その時、イエス様の弟子たちは怖くなってみんな逃げてしまいました。
逮捕されたイエス様が裁判にかけられると、イエス様がすごく悪いことをしたと嘘をつく人が現れました。イエス様を逮捕した人たちは大喜びで「イエスは死刑だ!」と決めてしまいます。でもイエス様は「私はそんなことはしていない」とは言いません。何にも言わないまま、十字架を背負わされゴルゴダという丘の上まで自分で運びました。それから手と足を釘で打たれて十字架につけらたのです。
イエス様は十字架の上でとても苦しかったのに、神様にお祈りしました。「神様、この人たちは自分が悪いことをしたとわかっていないのです。だから赦してあげてください。」そう言って、とうとう死んでしまったのです。死んだイエス様はお墓に入れられました。
イエス様のことが大好きだった人たちはものすごく悲しみました。特にお弟子さんたちは、イエス様が捕まった時、逃げ出した自分が情けなくて悲しくて、何もかも嫌になって、隠れ家に閉じこもってしまったのです。それは金曜日の夕方のことでした。金曜の夜も土曜日も、お弟子さんたちは隠れ家に閉じこもって、とても辛い気持ちで過ごしました。イエス様という太陽のような人が死んでしまったと思うと、お弟子さんの心はどんどん暗くなるばかりでした。
金曜日が過ぎ、土曜日が過ぎ、日曜日の朝が来ました。イエス様が死んでお墓に入れられてから3日目の朝が来ました。イエス様のお弟子さんの中には女の人もいて、男のお弟子さんたちより少しだけ勇気がありました。イエス様がお墓に入れられた金曜日の夕方、そっとついて行ったのでお墓がどこにあるか知っていました。
イエス様の国のお墓は日本のものとは全然違っていて、亡くなった人を布でぐるぐる巻きにして、ほら穴のようなところに入れ、大きな石で蓋をするのです。
女のお弟子さんたちはイエス様のお体が適当に穴の中に放り込まれていないか気になって仕方ありません。それで日曜日の朝早く、勇気を出してお墓に行ったのです。「大きな石で蓋をしてあるからどうしたらいいでしょう」と話し合いながらお墓に着くと、なんと、お墓を塞いでいた大きな石は転がって、空っぽのお墓の中が見えました。イエス様のお体がないのです。
女のお弟子さんたちがびっくりしていると、白い服を着た天使が現れて言いました。「イエス様はここにはおられない。前から言われた通り、復活なさったのだ。」イエス様は前に「私は逮捕されて十字架につけられて殺されるが3日目に蘇る」とおっしゃいました。確かにその通りになったのです。
イエス様は、鍵をかけて隠れ家に閉じこもっていたお弟子さんたちのところに来てくださいました。お弟子さんたちはびっくりしてお化けかもしれないとか、弱虫の自分達は絶対叱られると思ったのですが、そんなことはありませんでした。
イエス様は言われました。「神様があなたたちを愛していることを信じなさい。そうすれば弱い心も強くなれる。病気や苦しいことがあっても、最後まで頑張れるようになる。そしてあなたがたとえ死んでも、私が蘇ったように天国で蘇る。私は天国に帰ったら、あなたの家を準備しておくからね。」
それから何日かして、イエス様は光に包まれて天国に帰っていかれました。弟子たちは、イエス様がそばにいなくなったので、すごく寂しくなりましたが、勇気を持ってイエス様の教えを伝え始めたのです。「神様はわたしたちを愛してくれているから、イエス様のお言葉を信じる人はたとえ死んでも天国で蘇る」
このお話は2000年前に本当にあったことで、聖書に書かれて世界中の人が読むことができます。私たちはイエス様が教えてくれた大切なことを忘れないために、毎年イースターをお祝いするのです。私達の主、大切な神様、イエス様は蘇られました。イエス様を信じるならば、私たちも蘇ることができるのです。
昨日は土曜学校でした
イースター前日なので
内容についてはかなり迷いましたが
発泡スチロールの卵に絵を描いて
教会の人が作ってくれた折り紙の花飾りにくっつけ
イースター飾りを作りました
お家で飾って、明日の朝になったら
イエス様の復活を思い出してくれますように!
恒例の「いいお顔」写真です
参加者は嬉しいことに20名を超えたのですが
保護者の方の許可がないと掲載できません(><)
もしここをご覧になって
「うちの子OKです」と言ってくださったら
次から掲載させていただきます(^^)
よろしくお願いします
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