2026年8月2日日曜日

「満蒙開拓団と平和の歩み」(日曜日のお話の要約)

 ヨハネによる福音書15章9節〜12節

本日は平和聖日合同礼拝でした。
日本キリスト教団吾妻町教会と合同で、ルーテル飯田教会を会場として行われました。
飯田ルーテル幼稚園にゆかりのある前澤節子さんの、満蒙開拓団の体験をうかがい、平和について考え、共に祈りました。

 前澤さんは5歳の時ご家族と共に満州に渡り小学校高学年まで過ごされました。敗戦によって生活は一変し、着の身着のままで同じ開拓団の皆さんと小学校での避難生活が始まったそうです。
 さらにソ連(当時)の参戦により、状態はさらに悪化、乱暴な兵士によってわずかに身につけていた時計などは全て奪われ、若い女性は性的被害を受けましたが、どうすることもできず、時間が過ぎました。やがて日本に帰るため大連に行ったものの、不衛生な環境で感染症が発生、多くの方が命を落とし、お母様と小さな弟さんも亡くなりました。
 船で日本に引き上げ、長野県に戻る途中、列車の窓から見た原爆後の広島の「見渡す限り煉瓦色の風景」が忘れられないそうです。
 ロシアがウクライナに侵攻した時、ご自分の体験が蘇ったそうです。
 戦争は体も心も破壊するもの、二度としてはならない、と締めくくられました。

 飯田市に程近い、下伊那郡阿智村駒場に満蒙開拓平和記念館はあります。
 なぜこのような悲劇が起こったのか、歴史について詳しく知りたい方、さまざまな方の体験談を聞きたい方、この出来事を通して平和について考えたい方はぜひ訪れてみてください。


熊本地震で被災された皆様のために祈ります。
厳しい状況が一刻も早く改善され、心と体が癒され、回復の道筋が見えますようにお祈り致しております。


満蒙開拓平和記念館(ホームページより)
https://www.manmoukinenkan.com/


前澤節子さん


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