2018年2月27日火曜日

「光の子として歩みなさい」(エフェソの信徒への手紙第5章8節)


「光の子として歩みなさい」(エフェソの信徒への手紙第58節)
                        牧師・園長 渡邊賢次
 
ご卒園、おめでとうございます。ゆり組さんの16名のお友達とは、ひつじ組さんの時から、まる2年の園でのおつきあいでした。
明るく元気で、活発なお一人おひとりでしたね。これから、小学校、そしてどんどん大きくなって、たくましい大人になってくださいね。
卒園に贈るみ言葉として、「光の子として歩みなさい」という使徒パウロの言葉を選びました。
使徒パウロは、主イエスの生まれた国ユダヤの人で、今の地中海から、ヨーロッパへと、主イエスこそ私たちの救い主と、イエスさまのうれしい知らせ、福音を伝えた大使徒です。でも、はじめは12使徒にもはいっていなくて、それどころか、主イエスを信じるお弟子たちを、けしからぬと思って追い回し、迫害していた人でした。
ところが、その途中で、ダマスコというところで、天から主イエスの声を聞いて、馬から落ちて、目が見えなくなり、三日間たったとき、目からうろこが落ちました。そして「生まれる前からあなたは、私のことを全世界に知らせるために、私が選んだ器である」とのみ声に従って、地中海世界へと、主イエスこそが、私たちの救いと、自分の命をかけて、宣べ伝えていったのです。
キリストの敵であったのに、神さまに憐れまれて、キリストを伝える使者にされたのでした。
パウロは、あなた方は、愛されている子どもとして、神に似る者となりなさいと勧めています。そして、愛し合いながら生活しなさい。ちょうど、キリストも私たちを愛して、ご自分を供え物として、よい香りのいけにえとして、十字架にかかり、私たちのためにその身を神にささげてくださったように、あなた方も互いに仕え合いなさいと言っています。
そして、あなた方は、闇の子ではなく、光の子として、歩みなさい。正しく、清く、真実な生活をして、闇の生き方には従わず、それをむしろ明るみに出して、正すようにしなさいと言っています。
罪の闇の中に、眠っているのではなくて、キリストによって、目覚めさせられ、起こされて、キリストの光によって照らされて、歩むようにと励ましてくれているのです。この体を、神さまの御用のために、清いささげものとして、友達を愛し、人をゆるし助け、この世の光として、歩んでいってください。
 全能の神の祝福が、あなた方と共にあるように。
              父と子と聖霊のみ名によって。アーメン。






                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       

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