2020年7月13日月曜日

種蒔く人(日曜日のお話の要約)

聖霊降臨後第6主日礼拝(2020年7月12日)
イザヤ55:10-13   ローマ8:9―11 マタイ福音書13:18-23

 聖句を丸暗記する習慣は、大切なことだと私は思っています。聖書のみ言葉は神様からのメッセージの完全な現れとして、私たちに与えられ、時に誘惑から救いだし、時に弱った信仰を強くする、励ましと愛と力にに満ちた言葉だからです。
 覚えるよう促された時は、その行為にどんな意味があるのか、わからないかもしれません。しかし身に危険が迫った時、突如としてその言葉が蘇ってくる。そして神様が私に「どうせよ」とおっしゃってるのかわかる。それこそが神様が共にいてくださる証拠であり、それを感じられることが、聖句を覚えることの大切な意味なのです。
 イエス様は、聖書の言葉を、そして、イエス様の言葉ご自身を、そして、その後に続く弟子たちの言葉全てを、聖霊の言葉と示されました。そして後の時代にそれらを聖書としてまとめるよう信徒たちを導かれ、神ご自身の言葉となさって、長く後世に伝えられるようにされたのです。

 先ほど読みました福音書は「だから、種を蒔く人のたとえを聞きなさい」と始まります。直訳すると、「あなたがたは、そのような関りで、この種を蒔く人の譬えを、過去も現在も未来も聞け」という意味の言葉となります。
 イエス様は、一度覚えたつもりで忘れてしまっても、何度でも耳を傾け直し、新しい発見をすることを願っておられるのです。もしあなたが自分の信仰生活になんの実りも感じられないとしたら、本気でみ言葉を聞いていないからです。イエス様に言わせると、心にみ言葉の種を撒かれていながら、それを育てようという気がないから、ということにもなります。

 本日のたとえ話で、イエス様はみ言葉をタネにたとえ、御国の言葉をいつまでも聞いて悟らなければ、道端に落ちたタネ同然にを悪い者がやってきて奪いとるとおっしゃいます。み言葉の学びが続かない人の心を、石ころだらけの土地や茨だらけのやぶにたとえたりなさいます。
 この話を聞いていた主だった弟子たちはガリラヤ湖の漁師出身で、農夫ではありませんでしたが、イエス様の導きに従って自分自身が成長していくにはどのような心構えが必要なのか、また、伝道して新しい仲間を増やしていくときには何が大切なのか、タネのたとえ話とその解釈を通して、次第次第に理解できるようになっていったのです。
 ここで注意しておかなければならないのは、イエス様は一足飛びに高い収穫量を目指せとはおっしゃっていません。イエス様のみ言葉に促され、信徒として成長しようと努力し、伝道の苦労を重ねても、一気にたくさんの結果を得られるわけではないことをイエス様はご存知だったからです。
 あなたがクリスチャンとして伝道に携わっていこうと決心し、苦しみがあっても、収穫が上がらなくても、止めることなく続けられているということは、あなたの心はすでにイエス様によって耕された良い土地だということなのです。そこを疑う必要はありません。
 しかし、あなたがより多くの収穫を得ていくには、より多くの失敗を経ていかなければならないであろうことをイエス様は誰よりも知っておられました。ただ、「私を受け入れたあなたの心は良い土地なのだ、それを忘れないように」と語りかけ続けてくださるのです。

 収穫の上がらない働きを続けながらも、神様の言葉を伝えていきたい、神様からの救いの言葉をより多くの人々に伝えたい、神様はあなたのこともちゃんと愛している存在であることを気づかせてあげたい、といった思いが途切れないなら、それが神様が蒔いて下さった種が育った結果であり、イエス様の思いなのです。
 
 私たちは、与えられたこの場所を、神様の喜ばれる豊かな場所にしていく必要があります。聖書の言葉、イエス様の言葉、信仰の言葉を大事にしながら、私たちは地上の命が終わる時まで育ち続ける存在であり、み言葉に繰り返し繰り返し聞き、新たに悟り、発見していくことができるのだ、と心に刻んで参りましょう。
 どのような時代が来ても、また、どんなに環境が変わろうとも、人が生きている限り、命がある限り救いは必要です。私たちも種蒔く人となり、成長し、又、誰かの成長を促す者となるために、日々み言葉を心に抱いて、それに基づく歩みを一歩一歩進めながら、豊かな収穫の時が来ることを信じて参りましょう。


幼稚園では今「ミックスジュース」や
「飛んでったバナナ」などが
うたわれています
こんなお天気なので
せめて掲示板の中だけは明るく、と
「飛んでったバナナ」をイメージした
レゴ作品を入れました


ミックスジュースといえば
朝比奈牧師の出身地
大阪が本場(?)でしょう
コロナの影響でなかなか大阪に
帰省できないので
先日、お取り寄せをしてしまいました

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