2020年7月6日月曜日

共に重荷を担う方(日曜のお話の要約)

まず初めにこの度の豪雨と
球磨川の反乱で被害を受けられた皆様に
神様の慰めと救いの御手がありますよう
お祈りいたします

聖霊降臨後第5主日礼拝(2020年7月5日)
ゼカリヤ9:12   ローマ7:23-25a マタイ福音書11:25-30

 私たちは一人一人何らかの重荷を負って生きています。特定の宗教を持たない人でも、時には神社仏閣にいって手を合わせ、重荷を取り除いて欲しいと祈ることもあるでしょう。
 本日の福音書の箇所には「重荷を負う者」という言葉が登場します。「重荷を負う」という言葉は「上に置く」という意味があります。
 私たちは父なる神様を信じていますので、神様がわたしたち一人一人に荷物を与えてくださったのだと理解していますが、時にあまりの重さに潰れそうになり、信仰そのものが揺らいでしまうことも少なくありません。

 この「重荷を負う」をもとの言葉にあたってみますと、その重さというのが、船に乗り込ませる荷物の量、つまりは私たちが、長い旅行をする時のような大荷物を背負わされているというイメージです。そもそも私たちは一人で運べないほどの荷物を負わされていることになります。これでは到底ひとりでは生きていけないので、周りの人と助けたり助けられたりしながら生きていく存在なのです。
 
 私たちが住むこの世界は、神様がお創りになった時、はなはだ良いものでした。そして私たちの命、一つ一つが重要で尊いものだったのです。しかし人間は神様との約束を破ることによって、その良きものを台無しにしてしまいました。
 私たちはその良き世界に戻るために、それぞれが悔い改めて神を神として崇め、平和で、調和の取れた、神様が与えてくださったルールを守れるよう学び、実践していかなければなりません。そのような世界を、クリスチャンである私たちは、神様の子どもとして守り、管理していく役割が与えられているのです。
 多くの人がその役割を放棄したり、気づいても気づかないふりをし続けてきました。その結果、私達の住む世界は楽園とは程遠い状態になっています。物の溢れた時代、科学万能を信じる人々が圧倒的に多い時代に、神様のみこころにしたがって物事を見極め、行動しています、と説明しても理解してくれる人は少ないでしょう。
 なぜなら神様の導きは、ルールブックやマニュアル書のような具体性はないからです。赤いボタンを押したら、次は青いレバーを引っ張りなさい、みたいに書いてあればわかりやすいのですが、そういうわけにはいかないのです。
 マニュアルに慣れた現代の私たちにとって、神様の御心は凄く抽象的に思えます。しかし私たちは、イエス様から「わたしは柔和で謙遜な者だから、わたしの軛を負い、わたしに学びなさい。そうすれば、あなたがたは安らぎを得られる」という招きの言葉を受け取りました。イエス様は、「あなた一人でやるんじゃない、私が一緒にやるから」と聖書を通して約束してくださっているのです。
 突っ走りやすい性格の人も、おっかなびっくりでなかなか進まない人も、み言葉に学んでいくうちに知らず知らずのうちにイエス様の配慮のもとで自分に適したペースを学んでいきます。決して私たちがダメだから、と見捨てることがないのです。
 私たちが単独で神の思いに応えていくことは不可能でも、イエス様に見いだされた一人一人だからこそ、弱い力ながらも用いられ「わたしの軛を、わたしと共に担いなさい」とおしゃってくださるのです。

 軛とは、本日の週報の表紙の写真にありますように、牛や馬などの大型の動物に農機具や車を引かせる時につける頑丈な木製の器具です。動物が一頭の時もありますが、その重さによって、二頭、三頭と動物を増やすこともあります。
 軛に繋がれてしまうと逃げ出すこともできず、ヘトヘトになっても労働させられるとうイメージがあります。ここから転じて、一般的な言葉では「自由を束縛するもの」という意味があります。
 確かに、がっちりと首を抑えられて、後ろから鞭で追い立てられながら進んでいかなければならないとしたら、想像しただけでうんざりします。
 しかしそんな軛をイエス様ご自身が私の横に来て、喜んで並んで繋がってくださるというのです。自分の力だけでは前進することができなくても、イエス様が横にいて、励ましながら前進してくださるのです。そのお姿は信仰で感じ取れるだけで、目で見ることはできません。しかしそれは私たちのこの地上での人生が終わるまで、変わらない、と約束してくださるのです。


牧師館から車で15分ほどの山沿い
飯田インター近くに
ポツンとブルーベリーとりんごの
観光農園があります


先日の梅雨の晴れ間
車のメンテナンスのついでに
立ち寄ってみました


これから色づく実もたくさん
どの木が甘いかと探しているうちに
エデンの園にいるような気分に
なりました



お土産に持って帰ったブルーベリーは
ナッツと一緒にヨーグルトに乗せて
飯田産の蜂蜜で少し甘みをつけました
これはうまい!

0 件のコメント:

コメントを投稿