主の復活礼拝(2026年4月5日)(白)
マタイによる福音書28章1-9節
みなさん、イースターおめでとうございます。
突然ですが、みなさんは怖いものってありますか?小さいお友達は、虫とか、注射とか、夜中にトイレに行くのが怖いとかかな?大人の人も「私は怖いものなんかない」と威張っていても、本当はいろんなことが怖いものです。
神様やイエス様、天使たちはそれを知っているので、人間たちを「恐れるな」、と励ましてくれました。だから聖書には「恐れるな」という言葉がたくさんあります。ある学者さんが聖書を全部調べて数えたら、なんと300以上あったそうです。
今日の聖書箇所にもありますよ。天使が言った言葉が「恐れることはない」ですね。この他に「恐れることはない」と書かれているところを知っていますか?例えば、クリスマス劇で天使が羊飼いに言った言葉を思い出してください。
天使が羊飼いに「イエス様がお生まれになった」と、嬉しいお知らせをしようとしました。ところが、羊飼いは自分のところに立派な天使が来るなんて考えたこともなかったので、何か悪いことをして天使がバチを当てにきたんだ、自分は死んでしまうかもしれない、と怖くなりました。天使はそれに気がついて「羊飼いさん、怖がらなくていいですよ」と言ったのです。
他に有名なところでは、お弟子さんたちが夜の湖で、うまく舟が漕げなくて困っている時、イエス様が湖の上を歩いて助けに来た時のことです。
お弟子さんたちは、まさかイエス様が水の上を歩けると思いません。夜中に水の上を歩いて近づいて来るイエス様を幽霊と見間違え、呪い殺されると勘違いしてとっても怖がりました。それでイエス様は「安心しなさい。私だ。恐れることはない。」と言ってくださったのです。
人間はいろんなものが怖いけれど、「死ぬこと」が一番怖い、と天使もイエス様も知っていました。大人になると「あとどれくらい生きられるのかなあ」とか、「死んだらどうなるんだろう」とか、「苦しんで死ぬのは嫌だなあ」とか「死ぬこと」を考えることが多くなって、怖くなってきます。
神様は天国からそれをご覧になって、人間がかわいそうになりました。そこで「きれいな心を持っていれば、死んでも神様の国に来られるから、怖がらなくても大丈夫です」と教えました。
ところがです。大抵の人間は、自分が綺麗な心を持っている、と思えないのです。小さい子でも、お友達の嫌がるいたずらや意地悪を、わざとすることがあります。大人になれば、仲良くできない人に意地悪をすることはもっと増えます。綺麗な心の正しい人になるのはとても難しいのです。そして「私のやった意地悪や嘘は神様には全部バレているだろうなあ」と思って、自分みたいな人間は天国に行けない、地獄かもしれない、死ぬのが怖い怖いと言い続けるのです。
困ってしまった神様は、人間を助けるために、すごい計画を立てました。それはこんな計画です。ある人が、もうめちゃめちゃに悪いことをしたとします。警察に捕まって、死刑になることが決まりました。普通ならそんな人は地獄行きまっしぐらです。でもその人が心の底から悔い改めて、つまり反省して、イエス様にお祈りするなら、死刑になっても、地獄ではなく天国に行けるようにイエス様が助けてくれる、というのです。
どうやって助けると思いますか?それはイエス様が、悪いことをした人の身代わりになって、最高に痛くて苦しい死に方で本当に死ぬ、という計画だったのです。
イエス様は「死ぬのが怖いよう」と泣いている人間が、もう怖がらなくて良いように、苦しい十字架の死刑になりました。悪いことをした人でも、「イエス様、私の代わりに十字架にかかって、苦しい思いをさせて本当にごめんなさい。ありがとう」と心からお祈りできれば、もう大丈夫。天国に行くことができるのです。
さて、今日の聖書の箇所をもう一度見てみましょう。イエス様が死んで三日目の朝早く、お弟子さんの中で、勇気のある女の人が二人、お墓に行ったと書いてあります。死んでしまったイエス様のお体を綺麗にしてあげようと思ったのです。
女の人たちはすごく悲しくて、「イエス様を助けてあげられませんでした、ごめんなさい、赦してください」。そんなふうに考えているうちにお墓につきました。するとそこに天使がいたのです。女の人たちは、イエス様を助けられなかったバチを当てにきたのかな、私たちは死ぬのかな、とガタガタ震えました。
でも天使は言いました「恐れることはない。十字架につけられたイエスを探しているのだろうが、あの方は、ここにはおられない。かねて言われていたとおり、復活なさったのだ。」
女の人たちはびっくりです。嬉しくなって、他のお弟子さんたちにも教えてあげようと、お墓を飛び出して走り始めました。するとなんと目の前にイエス様が立っていて、明るく「おはよう」と言ってくださったのです。天使の言ったとおり、イエス様は一度死んで、三日目に復活なさったのです。これが神様のご計画でした。
「あの方は復活なさったのだ。」天使の言葉はとても大切です。イエス様は冷たいお墓にいるのではなく、天国からただ見下ろしているのでもなく、どんな時も私たちを見守ってくださいます。
私たちの人生は幸せなことがいっぱいあるでしょう。そしてそれと同じくらい泣きたくなって、怖くなって、もうだめだ、と思うこともあるでしょう。でも、どんな時も、イエス様も天使も神様も「恐れるな」と言ってくださいます。
そのお言葉を信じて、私たちが天国に行く時まで、イエス様と共に歩き続けましょう。「イエス様は復活なさった。恐れるな」これを私たちの大切な言葉としてまいりましょう。
本日は復活祭
皆様はどんなふうに過ごされたでしょうか?
飯田教会では、リーベクワイヤ(ハンドベル)と
ルーテルキッズバンドが賛美を担当
キッズバンドのメンバーは朝のリハーサルが終わると
たまご探しを楽しんでから
礼拝に参加しました
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| アレルギーのお友達がいるので たまご探しはゆで卵ではなく 「たまご型カプセル」に キャンディと小さな十字架の ペンダントを詰めてみました どんな反応かなあと思いましたら 「これをつけて歌っていい?」と大はしゃぎ 予想を上回る反応にこちらも嬉しくなりました |


